はっしーの備忘録

趣味の色んなことについて書く雑多なブログ

ありがとうCROSS×BEATS

CROSS×BEATS(クロスビーツ)というゲームをご存知でしょうか?2013年よりiOSにてサービスが開始され、2015年にアーケード版CROSS×BEATS REVを展開されたCAPCOMが手がけた音ゲーです。今回はCROSS×BEATSのお話です。



私とCROSS×BEATSの出会い

私は中学2年まで休日に友人と遊びに行ったりすることが殆どありませんでした。そんな私が仲良くなった友人がしていたのがクロスビーツでした。彼はサービスが開始されたばかりのアーケード版(以後REVと表記)をやっていて「やってみたら?」と勧められたのがきっかけです。


ゲーセンになんてほどんど来た事ない私は恐る恐る100円を投入。するとスピーカーから飛び出す大音量のBGM、それに圧倒されながらもチュートリアルを開始しました。この時は「何が面白いんやこれ…」と感じました。チュートリアル終了後、表示される楽曲選択画面。音ゲーなんてしたことないし、ポップスとかにも疎い私。何を選べばいいのか分からず、勧めてくれた友人に「オススメはどれ?」と聞きました。テンション的にはエルシャダイの「一番いいのを頼むみたいな感じです。

そして彼が選択した曲がこちら






EMERALD♡KISS



選択された時点で流れてくるサビの部分を聞くだけでも楽しそうな予感がしました。あとジャケットの女の子が可愛い。


始まるとノリのいいイントロから英語のよくわかんない歌詞が流れてきました。理由は分かりませんが私はこの曲がとても気に入りました。


なんとこの曲はKIMONO♡PRINCESSやSUNKiSS♡DROPを手がけたTЁЯRAのjun氏の制作されたものなのです。知ってる方なら「おっ?」ってなるんじゃないでしょうか?



当時の私はjun氏を知りませんでした。この曲がjun氏を知ったきっかけです。クロスビーツに収録されているもうjun氏の手がける一曲DAZZLING♡SEASON


こちらもプレイしてやはり好きになりました。しかし譜面の難しさに定評のあるjun氏。始めたばかりの私はクリアできませんでした。




クリアしたい一心で何度もプレイして、その過程でほかの曲も遊んでいたらいつの間にかそれなりの腕前になっていました。私がクロスビーツを始めたのは友人の、続けれたのは彼の選んでくれたEMERALD♡KISSのおかげでした。



クロスビーツってすごい(語彙力)

それなりに音ゲーの知識と腕前のついてきた頃、友人か「クロスビーツはNAOKIが作った」と言っていたのを思い出しました。



NAOKIって誰やねん…



調べました。音ゲーNAOKIと言えばそう、あの人です。前田尚紀です。


知らない方からしたら「誰やねん…」だと思います。当時の私もそうだった。NAOKI(前田尚紀)氏はDDRやダンエボなどのKONAMI音ゲーを手がけた方です。要するにすごい人。


NAOKI氏についてそれなりに分かってからは「クロビってすごい人が作ったんだなぁ」って感心してました。






余談ですがクロスビーツのすごいポイントをもうひとつ。ナビゲーターキャラの暁月(あかつき)が可愛いめちゃくちゃ好き




本題

ざっくりとクロスビーツについてお話しましたがそれは何故か。




それは2018年6月24日28時にREVオンラインサービス終了。2018年6月25日14時にiOSアプリCROSS×BEATSサービス終了したからです。




正直な話、「まぁそうなるよね…」って感じです。


だって、私の行きつけのゲーセンにREVが6台くらいあるけど埋まってるの見たことねえもん。大体誰もいないか、いても1人くらいやもん。友人と「いつ終わってもおかしくねえなw」ってネタにしてたぐらい人いなかったもん。アプリだってやってる奴見たことねーよ。やってる奴に会いたかったわ。Twitter見てたらどんどん撤去されてくし。






今じゃスマホ音ゲーもアーケード音ゲーもたくさん普及して、様々なものがあります。その中で人気を勝ち取り、生き抜くのは難しいことなんだと思います。


クロスビーツには生き抜けない理由があったのでしょう。それがiOSリリース当初の悪評なのか、システムの取っ付きにくさなのか、人気のボカロやアニメ、東方曲の少なさなのかは分かりません。




当然、いつか終わるというのはわかっていました。それはどんなオンラインサービスゲームにも言えることだから。ただ、思ってた以上に早かっただけです。もっと遊びたかったなぁ。





ありがとうクロスビーツ

私はCROSS×BEATSというゲームに最大限の感謝をしたい。




ゲーセンに通うようになったのはクロスビーツのおかげです。ゲーセン通いしてなかったらエクバもダンエボもDDRもしてなかったと思います。いや、絶対してなかったな。


進学先で音ゲーがきっかけで仲良くなった人がいます。その人たちとゲーセン行くのはとても楽しかった。



NAOKI氏、jun氏のTЁЯRAの二人やyamajet、cranky、Tatsh、カヒーナムジカに声優の民安ともえさん等様々な人を知ることが出来たのも、その方々の素晴らしい楽曲を知れたのもCROSS×BEATSがあったから。


jun氏のEMERALD♡KISS、DAZZLING♡SEASON、HONEY♡SUNRISE。TatshのChase the wave、I.D.。yamajetのAzitate、crankyのHISTORIA。xiのMinerva、Hesperides。NAOKI氏のSome day…




ここには書ききれないくらい沢山好きな曲やアーティストがあります。その一つ一つが大切な思い出です。






私は「全世界ナイトメア」の名前でCROSS×BEATSをしてきました。その証がこちらです。



ちなみにこの名前は診断メーカーにハマっていた頃に付けたものです。そういうクソ診断があったの。断じて私が中二病的なサムシングをこじらせていたわけではありません。




ここまで頑張った音ゲーはこれだけです。出来れば県ランキングに残りたいな、なんて思ってましたが無理でした。

名前は残せなかったけど私はクロスビーツをやっていました。それは間違いありません。クロスビーツがあったからこその出会いがたくさんあります。それは人も音楽も他にも沢山。きっとクロスビーツがなければ私の人間関係や音楽の趣味は変わっていたんじゃないかって思います。




だから声を大にして私は言いたい。


ありがとうCROSS×BEATS!!see you againやな




以前サントラは出たけど未収録曲たくさんあるからまた出して欲しいな。




長くなりましたが私のCROSS×BEATSの思い出も書き綴らせて頂きました。これを読んだ方で「ああ、そんなものもあったな」ってCROSS×BEATSのことを覚えていてもらえると嬉しいです。



まるでCROSS×BEATSが二度と出来なくなるみたいな書き方しちゃってますがREVのオフラインプレイはできます。もし見かけたときにやってもらえると嬉しいです。楽しいよマジで。あとjunの曲聞いてみて。


長くなりましたが今回はこれでおしまいです。読んでくれた方、お付き合いありがとうございます。次の記事でお会いしましょう。